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秋の空には明るい星が少なく,夏や冬に比べてなんとなく寂しげです。 しかし,秋の空にはアンドロメダ大星雲など,初心者にも見つけやすく,かつすばらしい天体がいくつかあります。 秋の夜空には,淡い天の川の流れがほぼ天頂高くかかります。このあたりにはちょうどカシオペヤ座があり,双眼鏡で眺めると視野いっぱいに微光星が散らばり,実に美しい眺めです。 |
私が独断で選んだ,特に素晴らしい天体には "SPLENDID !" マークを付けました。是非御覧ください。 その他に,写真の選択法を4つ用意しています。目的に応じて適宜御利用ください。 |
秋の銀河系内星雲 (Inner-Galactic Nebulae in Autumn) | 秋の銀河系内星雲プレビューへ |
秋の夜空の天頂近くを流れる淡い天の川の中に,多くの散光星雲が潜んでいます。
その多くは水素ガスのHα光を発するものですが,肉眼で認めることはできません。
長時間露出したフィルム上でのみ,ケフェウス座のIC1396,ペルセウス座のカリフォルニア星雲など,そのユニークな形状を楽しむことができます。 |
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秋の系外星雲 (Galaxies in Autumn) | 秋の銀河プレビューへ |
秋の天の川から離れた南の空には,多くの系外星雲が散らばっています。小さく,暗いものが多いですが,くじら座付近には数千個の銀河が分布します。 また天頂付近には,アンドロメダ大星雲など全天を代表する見事な天体を楽しむことができます。 |
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秋の散開・球状星団 (Open & Globular Clusters in Autumn) | 秋の散開・球状星団プレビューへ |
秋の夜空には,大ざっぱにいって天の川付近に散開星団が,そこから離れた南の空には球状星団が,それぞれ分布しています。
散開星団は銀河面内で生まれたばかりの若い星の集団であるのに対し,球状星団は銀河面から離れた空間に分布する老齢な星の集団であるためです。 球状星団は小型のものが多いですが,ペルセウス座の二重星団など,見事な散開星団が天の川の中に見られます。 |
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球状星団 |