秋の星雲・星団めぐり
M31(アンドロメダ大星雲)


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撮影日時:2022年12月24日 19:37から21:07にかけての8分露出6コマコンポジットの
2フレームをモザイク合成
光学系:タカハシ16cmイプシロン (530mm, F3.3)
アイダスLPS-D1光害カットフィルタ使用
タカハシJP赤道儀+SBIG STVにて完全自動ガイド
CMOSカメラ:ZWO ASI2600MC Pro (冷却温度-25℃)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…16bit FITS→16bit TIFF(6248×4176)変換
撮像サイズ…23.5×15.7mm,ゲイン…100



M31 (NGC224)/系外星雲,タイプSA(s)b I-II
赤経00h 42m 44.3s (2000.0)
赤緯+41°16' 08" (2000.0)
見かけサイズ190.5×61.7'
視線速度-121km/s
等級4.8等
距離230万光年
所属する銀河群局部銀河群
その他のIDUGC454, MCG7-2-16,
PGC02557
撮影メモ: 天文ファンでなくとも,名前だけは御存じの方が多いでしょう。秋の夜空を代表するメシエ天体です。 眼視等級は4.8等で,望遠鏡が発明される以前に知られていた唯一の星雲と言われています。視直径は190'x60',満月6個分の大きさに相当します。 双眼鏡や低倍率の望遠鏡でも,写真とほぼ同じようなイメージを見ることができます。 星雲のすぐそばに,NGC205(上), M32(下)という伴星雲がくっついています。
この星雲までの距離は約230万光年で,銀河系の遙か彼方の系外星雲です。銀河系外の天体として,その距離が初めて求められたのは,実はこのM31です。



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伴銀河M32, NGC205の拡大画像

撮影日時:M32: 2022年12月24日 19:53から20:47にかけての6分露出10コマをコンポジット
NGC205: 2022年12月24日 18:48から19:42にかけての6分露出10コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
アイダスLPS-P1光害カットフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(3060×4080)変換
撮像サイズ…15×20mm
感度…ISO4000相当,ホワイトバランス…太陽光



M32 (NGC221)/系外星雲,タイプcE2
赤経00h 42m 41.8s (2000.0)
赤緯+40°51' 55" (2000.0)
見かけサイズ8.8×6.5'
視線速度-28km/s
等級9.1等
距離290万光年
所属する銀河群局部銀河群
その他のIDUGC452, MCG7-2-15
PGC02555
NGC205 (M110)/系外星雲,タイプE5 pec
赤経00h 40m 22.5s (2000.0)
赤緯+41°41' 11" (2000.0)
見かけサイズ21.9×10.8'
視線速度-60km/s
等級8.9等
距離290万光年
所属する銀河群局部銀河群
その他のIDUGC426, MCG7-2-14
PGC02429
撮影メモ: M31の明るい2つの伴銀河のクローズアップ画像です。M31中心の南30分に見える,視直径10分弱の円形の矮小楕円銀河がM32です。 M31との接近時に星間ガスをほとんど吸い取られ,星の生成はほとんど起こっていないと考えられています。
M31中心核から約40分北西に位置する楕円銀河がNGC205です。メシエカタログ最後の110番としても知られていますが,これは未公認の番号です。 M32より淡いものの大形で,長径は20分を超えます。この写真では,内部に不鮮明な暗黒帯が認められます。




CED211

M33


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