秋の星雲・星団めぐり
NGC1023, IC239(ペルセウス座・アンドロメダ座の系外星雲)



撮影日時:2016年1月4日 21:26から23:23にかけての10分露出6コマコンポジットの
2フレームをモザイク合成
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムUV/IRカットフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Pictor 201XT にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:キヤノンEOS Kiss X5 (クリアフィルタ改造)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(5184×3456)変換
感度…ISO1600相当



NGC1023/系外星雲,タイプSB(rs)0-
赤経02h 40m 24.1s (2000.0)
赤緯+39°03' 46" (2000.0)
見かけサイズ8.7×3.0'
視線速度+713km/s
等級10.4等
距離3600万光年
所属する銀河群NGC1023銀河群
その他のIDUGC2154, MCG6-6-73
CGCG523-83, PGC10123
IC239/系外星雲,タイプSAB(rs)cd
赤経02h 36m 27.9s (2000.0)
赤緯+38°58' 12" (2000.0)
見かけサイズ4.5×4.1'
視線速度+903km/s
等級11.8等
距離3600万光年
所属する銀河群NGC1023銀河群
その他のIDUGC2080, MCG +6-6-65
CGCG523-71, PGC09899
撮影メモ: ペルセウス座とアンドロメダ座の境界上に見られる,中型の2つの銀河です。
画面左側のNGC1023は長径10分弱の渦巻銀河で,ペルセウス座の散開星団・M34の真南に約3.5度隔てたところに見つけることができます。 ほぼ東西方向に伸びた楕円形をしていて,20cm程度の望遠鏡で,やや明るい中心核と周辺の淡い光芒がわかります。銀河のすぐ東側に,不鮮明な伴銀河NGC1023Aが隣接しています。
NGC1023の約50分西に見られるのがIC239です。視直径約5分のフェイスオン銀河で,不鮮明な渦巻構造がわかります。




NGC1003

NGC1024


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