秋の星雲・星団めぐり
UGCA444（WLM, くじら座の系外星雲）


撮影日時：2021年11月28日 19:10から20:06にかけての4分露出15コマをコンポジット
光学系：ミード25cmシュミットカセグレン，レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon & Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀＋Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ：ニコンD810A
撮影地：山梨県北杜市大泉町

カメラ設定：記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当，ホワイトバランス…太陽光


WLM (UGCA 444)／系外星雲，タイプIB(s)m V
赤経00h 01m 56.9s (2000.0)
赤緯-15°27’01" (2000.0)
見かけサイズ11.5×4.0'
視線速度N/A
等級12.1等
距離300万光年
所属する銀河群局部銀河群
その他のIDMCG-3-1-15, DDO221
PGC00143
撮影メモ： くじら座の西端，β星（ディフダ）の約10度西に位置する極めて淡く，大型の不規則銀河です。 1909年に発見したMax Wolf，1926年にその存在を認定したKnut LundmarkとPhilibert J. Melotteの3人の名前を取って，Wolf-Lundmark-Melotte (WLM) Galaxyという通称があります。 300万光年ほどの距離にあり，局部銀河群に属します。南北に細長く，長径は10分を超えますが明るさは12等しかありません。 眼視で確認するのは非常に困難で，この写真でも何となくむらのある光のかたまりのような印象です。



UGCA86
マフェイI,II


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