撮影日時: | M72: 2021年11月7日 19:35から20:03にかけての4分露出8コマをコンポジット |
M73: 2021年11月7日 20:09から20:29にかけての4分露出6コマをコンポジット | |
光学系: | ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3) |
バーダープラネタリウムMoon & Skyglowフィルタ使用 | |
ミードLX200赤道儀+Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド | |
デジタルカメラ: | ニコンD810A |
撮影地: | 山梨県北杜市大泉町 |
カメラ設定: | 記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(3060×4080)変換 |
撮像サイズ…15×20mm | |
感度…ISO4000相当,ホワイトバランス…太陽光 |
M72は視直径6分,9等級という小型の球状星団で,ファインダーなどでは普通の恒星との区別がつきにくく,うっかりすると見逃してしまいます。 みずがめ座ε星の南南東3.5度に位置し,注意深く探す必要があります。 M72の東に1度20分ほど隔てたところに,M73が位置します。散開星団ということにはなっていますが,たった4個の10等星以下の星がやや集まっているだけのもので, 天文学的には「星団」と定義できるかどうか,微妙な天体です。このような単なる恒星の特徴的な並びのことを,英語では「アステリズム(Asterism)」といいます。 低倍率で眺めると,確かに小さな星団のようにも見えるので,メシエが散開星団と認識したのもわかるような気がします。 |
M30 |
NGC288 |
Copyright(c) 2021 by Naoyuki Kurita, All rights reserved. | |||
ホームページ | 秋の星雲・星団写真集 | みずがめ座 |