秋の星雲・星団めぐり
vdB152, LDN1235付近の広域画像


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撮影日時:2020年11月14日 20:26から22:26にかけての5分露出12コマコンポジットの
2フレームをモザイク合成
光学系:タカハシ16cmイプシロン (f=530mm, F3.3)
アイダスLPS-V4光害カットフィルタ使用
タカハシJP赤道儀+SBIG STVにて完全自動ガイド
デジタルカメラ:キヤノンEOS 6D (改造)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(5472×3648)変換
感度…ISO2500相当



vdB152/反射星雲,タイプ3 R
赤経22h 13m 26.2s (2000.0)
赤緯+70°15' 16" (2000.0)
見かけサイズ10.0×3.0'
実サイズ4.0×1.2光年
等級 -
距離1400光年
その他のIDLBN531, Ced 201
LDN1235/暗黒星雲
赤経22h 14m 55.0s (2000.0)
赤緯+73°25' 00" (2000.0)
見かけサイズ10.2×4.2'
実サイズN/A
等級 -
距離N/A
撮影メモ: 前のページで示した,ケフェウスの五角形の北部の一角に潜む,特徴的な形状の淡い星雲群を捉えた広域画像です。 画面下端の反射星雲がvdB152で,ここから北の方向に,細い暗黒星雲の筋 (Wolf's Cave Nebula) が伸びています。 ケフェウス座24番星の北側には,サメの横顔に見える「シャーク星雲」(暗黒星雲LDN1235,発光星雲LBN535)が位置します。 画面にはこの他にも,惑星状星雲PK111+11.1,アーク状の極めて淡い発光星雲のLBN538の一部が写っています。
vdB152〜LDN1235付近の天体分布 vdB152〜LDN1235周辺の天体分布



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vdB152〜LDN1235(シャーク星雲)周辺の広域画像

撮影日時:2022年7月2日 22:44から24:01にかけての5分露出16コマをコンポジット
光学系:AFズームニッコールED 80-200mmF2.8 (f=80mm, 絞りF4.0)
アイダスLPS-D1光害カットフィルタ使用
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
CMOSカメラ:ZWO ASI2600MC Pro (冷却温度-10℃)
撮影地:福島県田村市・仙台平

カメラ設定:記録フォーマット…16bit FITS→16bit TIFF(6248×4176)変換
撮像サイズ…23.5×15.7mm,ゲイン…100



撮影メモ: この写真はvdB152 (Wolf's Cave Nebula)〜LDN1235(シャーク星雲)を中心とするケフェウス座北部17×11°の範囲を撮影したものです。画面右下の輝星はケフェウス座β星です。 写野のほとんどがまるで霞に覆われているようですが,秋の天の川の北側にあたるこの領域には,極めて巨大で淡い分子雲 (Cepheus Flare) が分布しています。 中央部のシャーク星雲の他,その北東2.5°に見えるLBN558などは,この分子雲がたまたま濃く見える領域です。


vdB152〜LDN1235広域の天体分布




vdB152, LDN1217付近
(Wolf's Cave Nebula)

vdB157


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