M2 (NGC7089)/球状星団,タイプII |
赤経 | 21h 33m 30.0s (2000.0) |
赤緯 | -00°49' 00" (2000.0) |
見かけサイズ | 8.2' |
実サイズ | 104光年 |
等級 | 6.3等 |
距離 | 52,000光年 |
撮影メモ:
天馬ペガススの頭から南に下ったところ,みずがめ座の領域内にある球状星団M2(NGC7089)です。
明るさは約6等で,加えてこのあたりは明るい星が少ないので,空が十分に暗ければ,星団の存在自体は肉眼でも何とかわかります。
探すのはみずがめ座α星から約8度真西へたどるのが簡単です。
視直径は約13分あります。中心部の星の密集度はかなり高く,この写真では完全につぶれてしまっています。
眼視で周辺部の個々の星を認めるだけでも,口径10cm以上の望遠鏡が必要です。
大気の揺らぎがとても少ない夜でない限り,ぼやけた星雲状に見えるでしょう。
このM2から約13度真北にさかのぼったところに,見かけが非常にそっくりな球状星団M15が見つかります。
星の密集度はM15の方がやや低いようです。これら秋の夜空の2星団を見比べてみると面白いでしょう。
M2までの距離は,約5万2000光年と見積もられています。
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