秋の星雲・星団めぐり
NGC1528, NGC1491(ペルセウス座の散開星団と散光星雲)


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撮影日時:2021年1月9日 20:33から21:59にかけての5分露出18コマをコンポジット
光学系:タカハシ16cmイプシロン (530mm, F3.3)
アイダスLPS-V4光害カットフィルタ使用
タカハシJP赤道儀+SBIG STVにて完全自動ガイド
デジタルカメラ:キヤノンEOS 6D (改造)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(5472×3648)変換
撮像サイズ…35×24mm,感度…ISO3200相当



NGC1528/散開星団,タイプe, II 2 m
赤経04h 15m 24.0s (2000.0)
赤緯+51°14' 00" (2000.0)
見かけサイズ24'
実サイズ18光年
星数40
等級6.4等
距離2600光年
NGC1491 /散光星雲,タイプ1 E
赤経04h 23m 24.0s (2000.0)
赤緯+51°19' 00" (2000.0)
見かけサイズ3.0'
実サイズ15光年
等級 -
距離12000光年
その他のIDLBN704, Sh2-206
撮影メモ: 天の川の微光星の中に埋もれたペルセウス座α星(ミルファク)からほぼ真東に8度ほど離れたところに,美しい散開星団NGC1528が見つかります。 ペルセウス座には二重星団M34といった見応えがある散開星団がいくつかありますが,このNGC1528も忘れずに見てほしいものです。
このあたりは秋の天の川の真っ只中,小型の双眼鏡でも数え切れないほどに細かい星々の中で,かわいらしく寄り添う星団の姿がすぐわかります。視直径約24分の範囲に80個ほどの星を数えることができます。
NGC1528から西に2度弱のところに,小型の散光星雲NGC1491が位置します。水素ガスが放つ赤い光で輝いており,肉眼ではほとんど認められません。 視直径は約3分あり,ほぼ円形をしていることがわかります。また,両者の間に見える不鮮明な小さな赤い星雲はSh2-209です。




NGC1502

NGC7160


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