IC1805/散光星雲,タイプ3 E |
赤経 | 02h 32m 42.0s (2000.0) |
赤緯 | +61°27' 00" (2000.0) |
見かけサイズ | 50×44' |
実サイズ | 37×32光年 |
等級 | - |
距離 | 2500光年 |
その他のID | Sh2-190, LBN654 |
撮影メモ:
秋の天頂高くかかるカシオペヤ座の銀河の流れに沿って,いくつもの水素ガスのかたまり(Hα領域)や散開星団が分布します。
このIC1805は残念ながら肉眼で見ることはできませんが,このあたりの散光星雲の中では写真写りが大変よく,最も大きいもののひとつです。
差し渡しは1度弱あり,約2500光年のかなたに広がっています。
この星雲は,全体の形が歪んだハート型をしています。写真の右上にひときわ明るい領域がありますが,この部分はIC1795という別の番号がつけられています。
また,IC1805のすぐ東にはIC1848というもうひとつの大型の散光星雲が広がっています。
中望遠レンズで撮影するとこれら2星雲を同時に納められ,加えて二重星団も近くに位置するので,とても賑やかな星野写真になります。
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