冬の星座案内 |
撮影日時: | 2020年11月13日 25:03から25:39にかけての4分露出10コマをコンポジット |
光学系: | タムロン17-35mm Di OSD (f=24mm, 絞りF4.0) |
アイダスLPS-P2-FF+ケンコーソフトンクリアフィルタ使用 | |
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド | |
デジタルカメラ: | キヤノンEOS Kiss X4 (改造) |
撮影地: | 山梨県北杜市大泉町 |
カメラ設定: | 記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(5184×3456)変換 |
感度…ISO800相当 |
Astroarts StellaNavigator |
撮影メモ:
晩秋の夜半過ぎ,東の地平線からは早くも冬の星座達が顔を出します。その中で,小さく固まった星の群れが昇り,続いてやや散漫に集まったV字型の星列が現れ,目を引きます。
これがおうし座のプレアデス星団とヒアデス星団です。ヒアデスは雄牛の顔を作ります。その目の部分で赤くアルデバランが輝き,ちょうど雄牛の目が血走っているようです。
日本ではおうし座は空高くかかるので,見えないのは梅雨時の約3ヶ月間だけで,冬でなくても宵の西か,明け方の東の空にその姿が見られます。 Holoscope 〜金牛宮(きんぎゅうきゅう)〜
12星座占い・・・4月21日〜5月21日生まれ |
プレアデス星団M45 | ・・・冬の夜空を代表する美しい散開星団,距離410光年 |
M45周辺の分子雲 | ・・・プレアデス星団の周辺に広範囲に分布する淡い星雲 |
メローペ星雲 | ・・・プレアデス星団の南部を覆う,大きさ30分の反射星雲 |
ヒアデス星団 | ・・・おうしの顔を作るV字型の大型の散開星団,距離140光年 |
カリフォルニア星雲・プレアデス・ヒアデス | ・・・上記2星団とペルセウス座の散光星雲の位置関係 |
かに星雲M1 | ・・・ζ星の1.5度北西にある惑星状星雲,距離7200光年 |
NGC1409, NGC1410 | ・・・エリダヌス座との境界上に位置する衝突銀河ペア,距離3億光年 |
NGC1514 | ・・・ペルセウス座との境界近くに位置する小型の惑星状星雲,距離4300光年 |
ハインドの変光星雲〜Sh2-239付近 | ・・・ヒアデス星団の北部に広がる分子雲と,両端に見える2つのおうし座T星とその周辺の小型の発光星雲 |
NGC1647, NGC1746 | ・・・おうしの角の間に見られる2つの中型の散開星団 |
NGC1807, NGC1817 | ・・・オリオン座との境界付近,20分の間隔で並ぶ2つの小型の散開星団 |
Sh2-240(Simeis147) | ・・・ぎょしゃ座との境界に広がる,極めて淡い超新星残骸 |
LBN826 | ・・・Sh2-240の東端に位置する小型の円形の散光星雲 |
Sh2-243 | ・・・ζ星の2.2度北に位置する小型でオレンジ色の反射星雲 |
Sh2-245 | ・・・西部に広がる淡い超新星残骸「オリオン-エリダヌススーパーバブル」 |
Sh2-250, Sh2-251 | ・・・南部に位置する,淡い2つのHα星雲 |
おうし座分子雲付近 | ・・・プレアデス星団西部に10度ほどの広がりを持つ淡い星間ガス |
vdB26 | ・・・μ星の1.4度北西に位置する小型の青い反射星雲,距離500光年 |
vdB27, B10 | ・・・ぎょしゃ座との境界付近,おうし座分子雲中心部の反射星雲と暗黒星雲群 |
vdB29 | ・・・ぎょしゃ座との境界付近,おうし座分子雲の一部を作る反射星雲 |
ヒアデス星団周辺の星雲群 | ・・・ヒアデス星団の周辺に広がる分子雲と暗黒星雲 |
いっかくじゅう座 |
ぎょしゃ座 |
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