冬の星雲・星団めぐり
Sh2-240(おうし座〜ぎょしゃ座の超新星残骸)


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撮影日時:2024年11月29日 22:47から24:25にかけての8分露出13コマをコンポジット
光学系:AFズームニッコール80-200mmF2.8ED (f=135mm, 絞りF4.0)
サイトロンQuad BP IIIフィルタ使用
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
CMOSカメラ:ZWO ASI2600MC Pro (冷却温度-20℃)
撮影地:福島県矢祭町・滝川渓谷駐車場

カメラ設定:記録フォーマット…16bit FITS→16bit TIFF(6248×4176)変換
撮像サイズ…23.5×15.7mm,ゲイン…300


Sh2-240/超新星残骸,タイプ3 E
赤経05h 39m 6.0s (2000.0)
赤緯+28°00' 00" (2000.0)
見かけサイズ200×180'
実サイズ140光年
等級 -
距離2600光年
その他のIDLBN822
撮影メモ: ぎょしゃ座とおうし座の境界にまたがって,直径3度にも及ぶ大きな,しかし極めて淡い超新星残骸・Sh2-240(Simeis 147)が広がっています。 北半球ではほぼ天頂高く見ることができ,撮影条件は非常に良いのですが,かなりの透明度に恵まれない限り,その全体像を捉えるのはとても難しい天体です。 ページ右上のボタンをクリックすると,カラー画像の赤チャンネルの反転強調画像が表示されます。
Sh2-240は約20万年前に爆発した超新星のなきがらで,現在も猛スピードで広がりつづけています。肉眼ではもちろん見ることはできません。 細かいフィラメント構造が特徴で,極端に淡くしたはくちょう座の網状星雲のような印象です。
この写真は焦点距離180mm相当にトリミングしています。




Sh2-232付近

Sh2-241


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