冬の星雲・星団めぐり
M45(プレアデス星団)


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撮影日時:2024年2月10日 20:52から21:48にかけての8分露出8コマをコンポジット
光学系:タカハシ16cmイプシロン (f=530mm, F3.3)
アイダスLPS-D1光害カットフィルタ使用
タカハシJP赤道儀+SBIG STVにて完全自動ガイド
CMOSカメラ:ZWO ASI2600MC Pro (冷却温度-25℃)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…16bit FITS→16bit TIFF(6248×4176)変換
撮像サイズ…23.5×15.7mm,ゲイン…100



M45 (Mel.22)/散開星団,タイプc, I 3 r n
赤経03h 47m 0.0s (2000.0)
赤緯+24°07' 00" (2000.0)
見かけサイズ100'
実サイズ27光年
星数100
等級1.4等
距離410光年
撮影メモ: おうし座にある有名な散開星団です。地球からの距離は410光年と,最も近距離にある散開星団 のひとつです。約2度の大きさに,120個ほどの青い生まれたての星達が青い星雲のベールに包まれています。
この散開星団は見かけが大きいため,望遠鏡ではなく,双眼鏡で眺めると最も美しい姿を見せてくれます。 日本では昔から「すばる」と呼ばれ,平安時代には枕草子の中に登場しているのは御存じでしょう。 この「すばる」とは,物を「むすぶ」とか,「しばる」という意味の日本語で,遠く古事記や日本書紀の中にも使われています。 この他にも,日本では「羽子板星」「六連星(むつらぼし)」などと呼ばれていました。

  →M45と火星のランデブー
  →M45と金星のランデブー
  →M45と金星の大接近(2004/4/3)




M41

M46, M47


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