冬の星雲・星団めぐり
NGC1807, NGC1817(おうし座の散開星団)



撮影日時:2014年10月18日 25:52から26:21にかけての8分露出4コマをコンポジット
光学系:タカハシ16cmイプシロン (530mm, F3.3)
Astronomik CLS-CCDフィルタ使用
タカハシJP赤道儀+SBIG STVにて完全自動ガイド
デジタルカメラ:キヤノン EOS Kiss X4 (改造)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(5184×3456)変換
感度…ISO1600相当



NGC1807/散開星団,タイプII 2 p
赤経05h 10m 42.0s (2000.0)
赤緯+16°32' 00" (2000.0)
見かけサイズ17'
実サイズN/A
星数20
等級7.0等
距離N/A
NGC1817/散開星団,タイプIV 2 r
赤経05h 12m 5.9s (2000.0)
赤緯+16°42' 00" (2000.0)
見かけサイズ16'
実サイズN/A
星数60
等級7.7等
距離N/A
撮影メモ: おうし座とオリオン座の境界付近,おうしの南側の角の中ほどに,小型の散開星団が2つ寄り添っている様子が見られます。 画面右側(西)がNGC1807,左側(東)がNGC1817で,2つは約20分の間隔で並んでいます。
ともに約16分ほどの視直径を持ち,散開星団としては小型の部類に入りますが,2つの星団がくっついている様子は,双眼鏡などでも十分に楽しめます。 ペルセウス座の二重星団とは規模も見た目の美しさも比べものにはなりませんが,冬の王者オリオンのすぐ頭上にひっそり輝くコンビを眺めてみてください。




NGC1647, NGC1746

NGC2112


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