NGC5907/系外星雲,タイプSA(s)c: sp II |
赤経 | 15h 15m 54.0s (2000.0) |
赤緯 | +56°19' 00" (2000.0) |
見かけサイズ | 14.0×1.4' |
視線速度 | N/A |
等級 | 11.3等 |
距離 | 5000万光年 |
所属する銀河群 | - |
その他のID | UGC9801, MCG9-25-40, PGC54470 |
撮影メモ:
夏の北天高くかかるりゅう座のほぼ真ん中,うしかい座との境界付近に見られるエッジオン銀河(真横から見た銀河)です。
とはいってもすぐ西はおおぐま座で,春と夏の境目に位置するといった方がよいかもしれません。
りゅう座の胴体部分の3等星,ι星から約3度南南西にたどります。
長さは14分,厚みはわずかに1.4分しかなく,眼視では非常に淡い光の線のようにしか見えません。
エッジオン銀河の典型ともいえるかみのけ座のNGC4565とほぼ大きさは同じですが,
NGC5907は明るさが11.3等級でとても暗く,小望遠鏡での観望対象にはなりません。
また,このNGC5907は中心核(バルジ)がとても小さいのが特徴で,未発達な中心核の光点は,この写真でもかろうじて認められる程度です。
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