春の星雲・星団めぐり
NGC5905, NGC5908（りゅう座の系外星雲）


撮影日時：2020年3月20日 27:13から28:20にかけての6分露出12コマをコンポジット
光学系：ミード25cmシュミットカセグレン，レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon&Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀＋Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ：ニコンD810A
撮影地：山梨県北杜市大泉町

カメラ設定：記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当，ホワイトバランス…太陽光


NGC5905／系外星雲，タイプSB(r)b I
赤経15h 15m 23.0s (2000.0)
赤緯+55°31' 06" (2000.0)
見かけサイズ4.0×2.6'
視線速度N/A
等級12.6等
距離N/A
所属する銀河群N/A
その他のIDUGC9797, MCG9-25-38
CGCG274-36, PGC54445
NGC5908／系外星雲，タイプSA(s)b: sp II-III
赤経15h 16m 43.4s (2000.0)
赤緯+55°24' 41" (2000.0)
見かけサイズ3.3×1.2'
視線速度N/A
等級13.0等
距離N/A
所属する銀河群N/A
その他のIDUGC9805, MCG9-25-41
CGCG274-39, PGC54522
撮影メモ： りゅう座ι星の3.5度南南西離れたところに位置する２つの小型の銀河です。左がNGC5908，右がNGC5905です。 NGC5905は典型的な棒渦巻銀河で，差し渡しが約4分，明るさは12.6等です。 中心部の明るく円形の領域から東西に非常に淡い腕が伸びており，眼視では中心部のみしか確認できず，楕円銀河のように見えます。 NGC5908はエッジオンの渦巻銀河で長径は3.3分，13等級で，かすかに暗黒帯の存在がわかります。



NGC5899付近
NGC5907


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