春の星雲・星団めぐり
NGC5963, NGC5965（りゅう座の系外星雲）


撮影日時：2022年3月5日 27:39から28:45にかけての6分露出12コマをコンポジット
光学系：ミード25cmシュミットカセグレン，レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon & Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀＋Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ：ニコンD810A
撮影地：山梨県北杜市大泉町

カメラ設定：記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当，ホワイトバランス…太陽光


NGC5963／系外星雲，タイプS pec
赤経15h 33m 28.2s (2000.0)
赤緯+56°33' 35" (2000.0)
見かけサイズ3.3×2.5'
視線速度+770km/s
等級13.1等
距離3600万光年
所属する銀河群N/A
その他のIDUGC 9906, CGCG 297-15
MCG +9-25-58, IRAS 15322+5643
PGC 55419
NGC5965／系外星雲，タイプSb
赤経15h 34m 02.2s (2000.0)
赤緯+56°41' 08" (2000.0)
見かけサイズ5.2×0.7'
視線速度+3420km/s
等級12.6等
距離1億4900万光年
所属する銀河群N/A
その他のIDUGC 9914, CGCG 297-16
MCG +10-22-20, IRAS 15328+5651
PGC 55459
撮影メモ： りゅう座中央部，ι星の2.6度南東に，約10分の間隔で並んだ2つの系外星雲です。右下のNGC5963は特異な形状の渦巻銀河で，中心核と周りの渦巻構造の輝度差が非常に大きいのが特徴です。 そして左上のNGC5965は長さ5分のエッジオン銀河で，この写真でも中央を貫く暗黒帯の存在がわかります。 これらの銀河は偶然同じ方向に見えるだけで，実際にはNGC5965はNGC5963より4倍以上遠くに位置します。



NGC5907
NGC5982付近


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