夏の星雲・星団めぐり
M12(へびつかい座の球状星団)


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撮影日時:2021年5月3日 25:00から25:20にかけての4分露出6コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon & Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当,ホワイトバランス…太陽光



M12 (NGC6218)/球状星団,タイプIX
赤経16h 47m 11.9s (2000.0)
赤緯-01°57' 00" (2000.0)
見かけサイズ9.3'
実サイズ98光年
等級6.0等
距離19,000光年
撮影メモ: へびつかい座の巨大な五角形の中に見られる,視直径約10分の中型の球状星団です。 球状星団M10の3.5度北西に位置し,メシエもM10を発見した次の日に,このM12を見つけています。
M12は,大変まばらに星が集まっている球状星団です。 8cm程度の小望遠鏡でも,50倍ほどの倍率で中心から星の列が外側に向かって伸びている様子がわかります。 へびつかいの五角形内にある3つの球状星団,M10, M12, M14の中では,小望遠鏡でもその形を最も楽しめるものといえるかもしれません。




M10

M13


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