春の星座案内
Centaurus〜ケンタウルス座〜


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撮影日時:2022年6月3日 21:01から21:16にかけての3分露出6コマをコンポジット
光学系:AFズームニッコール24-85mm (f=24mm, 絞りF4.5)
ケンコーPROソフトンクリアフィルタ使用
ケンコースカイメモ赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:福島県古殿町・三株高原

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(7360×4912)変換
撮像サイズ…FXフォーマット (36×24mm)
感度…ISO1600相当,ホワイトバランス…太陽光




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撮影メモ: おとめ座が南中するころ,地平線ぎりぎりにかすめるように,その上半身だけを現す大きな星座があります。 上半身が人間,下半身が馬の姿をした半人半馬のケンタウルス族をかたどったケンタウルス座です。本州では上半分のみしか見ることができませんが, 沖縄では何とか星座全体を見ることができます。その手には長い毒やりを持っており,東隣のおおかみ座を突き刺している姿が描かれています。
ケンタウルスの前足に相当する部分には,わずか5度の間隔で2つの0等星が並んでいます。このうちα星であるリギルケンタウルスの伴星(プロキシマ・ケンタウリ)は4.3光年の距離にあり, 太陽系に最も近い恒星として知られています。また,腰の部分にはオメガ星団という見事な球状星団があります。肉眼でも普通の星のように見えるので, ω星という普通の恒星として符号がつけられています。東京での南中高度は7度ほどなので,日本で見るには難しい天体です。
ケンタウルス座の下半身は,日本から見ることのできない「春の天の川」に浸っています。南半球の国々で見るケンタウルス座はとても華やかです。この星座のすぐ南に,南十字星があります。
この写真は焦点距離50mm相当にトリミングしています。



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赤道直下で撮影したケンタウルス座全景

撮影日時:2018年4月25日 20:46から20:49(シンガポール標準時)にかけての
8秒露出4コマを比較(明)合成した2フレームをモザイク合成
光学系:f=4.9mm, 絞りF3.5開放 (35mmフィルム換算28mm)
固定撮影
デジタルカメラ:リコー CX3
撮影地:シンガポール共和国/ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

カメラ設定:記録フォーマット…JPEG-FINE (3648×2736)
感度…ISO400相当,ホワイトバランス…オート



撮影メモ: この写真はシンガポールで固定撮影したケンタウルス座全景です。みなみじゅうじ座のすぐ東側に,α星(リギルケンタウルス)とβ星(ハダル)の2つの0等星が並んでいます。 ともにケンタウルスの前足に相当します。




名所案内

オメガ星団 ・・・3等級の恒星状に見える,全天最大の球状星団
NGC5102 ・・・ι星の17分東に位置する小型の系外星雲
NGC5128 ・・・オメガ星団の約4度北,「ケンタウルスA」として有名な電波銀河,距離1600万光年
NGC5253 ・・・うみへび座との境界に位置する不規則銀河
Shapley8 (Abell3558) ・・・うみへび座との境界付近の最大規模の銀河団,距離6億4000万光年




コップ座

ほ座,らしんばん座,ポンプ座


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