春の星雲・星団めぐり
北極星付近の分子雲(Polaris Flare)


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撮影日時:2022年7月2日 21:20から22:33にかけての5分露出15コマをコンポジット
光学系:AFズームニッコールED 80-200mmF2.8 (f=80mm, 絞りF4.0)
アイダスLPS-D1光害カットフィルタ使用
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
CMOSカメラ:ZWO ASI2600MC Pro (冷却温度-10℃)
撮影地:福島県田村市・仙台平

カメラ設定:記録フォーマット…16bit FITS→16bit TIFF(6248×4176)変換
撮像サイズ…23.5×15.7mm,ゲイン…100



Sh2-178/分子雲,タイプ6 R
赤経22h 19m 00.0s (2000.0)
赤緯+87°45' 00" (2000.0)
見かけサイズ450×300'
実サイズN/A
等級 -
距離500光年
他のIDLBN 617
撮影メモ: この写真は北極星を中心とする17度×11度ほどの範囲を撮影したものです。 天の川から離れた領域ですが,長時間露光した写真に極めて強力な画像処理を施すと,淡い星雲が広範囲に渡って広がっている様子が浮かび上がってきます。 銀河系内に漂う星間分子雲が天の川の光を反射している姿で,"Polaris Flare"として知られています。 明確な境界はありませんが,Sh2-178 (LBN617), LBN627, LBN631, LBN632などのID番号が付けられています。距離は約500光年と見積もられています。


北極星付近の恒星と天体分布

※イタリック体は散開星団を示す




M40

M81,M82付近の分子雲


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