冬の星雲・星団めぐり
NGC2359(おおいぬ座の散光星雲)


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撮影日時:2020年2月23日 19:54から20:51にかけての4分露出15コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon&Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当,ホワイトバランス…太陽光



NGC2359/散光星雲,タイプ2 E
赤経07h 18m 35.9s (2000.0)
赤緯-13°12' 00" (2000.0)
見かけサイズ8.0'
実サイズ100光年
等級 -
距離16300光年
その他のIDLBN1041, Gum4
撮影メモ: シリウスの北東約9度のところにある散光星雲がNGC2359です。差し渡しは10分弱の小型のもので,眼視でもぼんやりした全体の形状はわかります。 一部ではその形から「あひる星雲(Duck Nebula)」とも呼ばれます。 南北2つの部分からなり,北側の大きくて淡い領域があひるの頭に,南側の濃い領域がくちばしをそれぞれ形作ります。
このNGC2359の中には,「ウォルフ・ライエ星」という星があります。 全天で300個ほどしか見つかっていない特異な星で,星の周囲に恒星大気が高速で吹き出して大量の質量が失われている姿と考えられており, そのスペクトルにいくつもの輝線が見られるのが特徴です。

ウォルフ・ライエ星(WR7)のスペクトル (別ウィンドウ)




NGC2346

バーナードループ(Sh2-276)


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