冬の星雲・星団めぐり
NGC1788とその周辺(オリオン座の反射星雲)


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撮影日時:2025年11月22日 23:52から25:04にかけての8分露出10コマをコンポジット
光学系:タカハシ16cmイプシロン (f=530mm, F3.3)
アイダスLPS-D1光害カットフィルタ使用
タカハシJP赤道儀+SBIG STVにて完全自動ガイド
CMOSカメラ:ZWO ASI2600MC Pro (冷却温度-20℃)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…16bit FITS→16bit TIFF(6248×4176)変換
撮像サイズ…23.5×15.7mm,ゲイン…100



NGC1788付近の天体分布
NGC1788付近の天体分布
撮影メモ: オリオン座の西部,エリダヌス座との境界付近に位置する,画面上方の差し渡し5分ほどの反射星雲がNGC1788です。 エリダヌス座β星の約2度北に離れたところにあります。NGC1788はこのあたりに分布する大きな暗黒星雲の手前にある恒星からの光を反射して輝いています。 星雲の中心部には,暗黒星雲(LDN1616)が入り組んだかなり複雑な構造があります。ここから西の方向に,暗黒星雲のIDが与えられた分子雲LDN1615が伸び,さらに南の方向に複雑な形状の分子雲が広がっています。 NGC1788の0.5度南には分子雲のかたまりが東の方向に伸びており,この周辺にはLBN923のIDが付けられています。

NGC1788/反射星雲,タイプ1 R
赤経05h 06m 55.0s (2000.0)
赤緯-03°20' 15" (2000.0)
見かけサイズ5.5×3.0'
実サイズ2.1×1.1光年
等級 -
距離1300光年
その他のIDLBN 916
LDN 1615/暗黒星雲
赤経05h 05m 30.0s (2000.0)
赤緯-03°26' 00" (2000.0)
見かけサイズ17.0×17.0'
実サイズN/A
等級-
距離N/A
LBN 923/分子雲,タイプ5 R
赤経05h 06m 20.0s (2000.0)
赤緯-03°56' 00" (2000.0)
見かけサイズ120×60'
実サイズN/A
等級-
距離N/A



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NGC1788のクローズアップ

撮影日時:2020年12月10日 20:41から21:48にかけての6分露出12コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon & Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当,ホワイトバランス…太陽光



NGC1788/反射星雲,タイプ 1 R
赤経05h 06m 55.0s (2000.0)
赤緯-03°20' 15" (2000.0)
見かけサイズ5.5×3.0'
実サイズ2.1×1.1光年
等級 -
距離1300光年
その他のIDLBN 916
LDN 1616/暗黒星雲
赤経05h 07m 00.0s (2000.0)
赤緯-03°21' 06" (2000.0)
見かけサイズ5.0'
実サイズN/A
等級-
距離N/A
撮影メモ: NGC1788を捉えたクローズアップ画像です。 暗黒星雲LDN1616と入り組んだ構造がわかります。反射星雲を輝かせているのは,星雲内の北西部に位置する10等星です。




ハインドの変光星雲〜Sh2-239付近

NGC1973


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