春の星雲・星団めぐり
M85（かみのけ座の系外星雲）

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撮影日時：2022年3月4日 25:05から26:11にかけての6分露出11コマをコンポジット
光学系：ミード25cmシュミットカセグレン，レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon & Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀＋Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ：ニコンD810A
撮影地：山梨県北杜市大泉町

カメラ設定：記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当，ホワイトバランス…太陽光


M85 (NGC4382)／系外星雲，タイプSA(s)0+ pec
赤経12h 25m 24.6s (2000.0)
赤緯+18°11' 27" (2000.0)
見かけサイズ7.1×5.5'
視線速度+1056km/s
等級10.0等
距離5300万光年
所属する銀河群おとめ座銀河団
その他のIDUGC7508, MCG3-32-29
PGC40515
NGC4394／系外星雲，タイプ(R)SB(r)b
赤経12h 25m 55.6s (2000.0)
赤緯+18°12' 50" (2000.0)
見かけサイズ3.7×3.3'
視線速度+772km/s
等級10.8等
距離5300万光年
所属する銀河群おとめ座銀河団
その他のIDUGC 7523, CGCG 99-47
MCG +3-32-35, VCC 857
IRAS 12234+1829, PGC 40614
撮影メモ： おとめ座銀河団の最北端，かみのけ座の領域内に位置する銀河です。 眼視，写真とも，明確な構造の見られない楕円形の光芒として認められますが，銀河の分類上は，渦巻銀河と楕円銀河の中間的な特徴を持っており，レンズ状銀河とされています。 長径は約7分，眼視等級は10等級で，銀河の特徴をはっきり認めるには，20cm程度の望遠鏡がほしいところです。 M85のすぐ東に見られるのは，NGC4394という11等級の棒渦巻銀河です。



M84,M86
M87


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