夏の星雲・星団めぐり
M6とM7(さそり座の散開星団)


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撮影日時:2020年8月15日 20:56から21:18にかけての3分露出6コマをコンポジット
光学系:AFズームニッコール80-200mmF2.8 ED (f=155mm, 絞りF4.0)
ケンコースターリーナイト+ソフトンクリアフィルタ使用
ケンコースカイメモ赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:長野県小海町・八千穂高原

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(7360×4912)変換
撮像サイズ…FXフォーマット(36×24mm)
感度…ISO800相当,ホワイトバランス…太陽光



M6 (NGC6405)/散開星団,タイプe, II 3 r
赤経17h 40m 5.9s (2000.0)
赤緯-32°13' 00" (2000.0)
見かけサイズ25'
実サイズ13光年
星数80
等級5.3等
距離1850光年
M7 (NGC6475)/散開星団,タイプe, I 3 r
赤経17h 53m 54.0s (2000.0)
赤緯-34°49' 00" (2000.0)
見かけサイズ60'
実サイズ22光年
星数80
等級3.2等
距離1230光年
撮影メモ: さそりの尻尾の先には,M6とM7という2つの大きな散開星団がならんでいます。 それぞれは3度ほどしか離れていませんから,双眼鏡で2つの星団の違いを比べることができます。
右上のM6は80個ほどの全体的に暗い星がこじんまりと集まった印象で,双眼鏡でも星雲状にしか見えないことがあります。 なお,このM6のすぐ西側には非常に淡く,巨大な赤い水素ガス・RCW132が広がっていることがわかります。
左下のM7は視直径が約1度もあり,明るめの80個ほどの星が天の川の中にばらまかれているといった印象で,双眼鏡でも美しく眺めることができます。 このM7は,メシエ天体の中で最も南に位置しており,東京付近での南中高度は20度強しかありません。 メシエはフランスの天体観測家であり,当然メシエ天体は日本から見えない南天の空にはひとつもありません。 M7は望遠鏡が発明される以前に知られていた数少ない天体のひとつで,2世紀ごろ,トレミーによって確認されていたと考えられています。 そのため,「トレミー星団(Ptolemy's Cluster)」という別名もあります。
※この写真は焦点距離180mm相当にトリミングしています。




Hoag's Object

M11


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