春の星雲・星団めぐり
M64(黒眼銀河,かみのけ座)



撮影日時:2018年3月16日 26:00から26:57にかけての5分露出12コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon&Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Pictor 201XT にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(2000×2000)変換
撮像サイズ…10×10mm
感度…ISO4000相当,ホワイトバランス…太陽光



M64 (NGC4826)/系外星雲,タイプ(R)SA(rs)ab II-III
赤経12h 56m 44.3s (2000.0)
赤緯+21°41' 05" (2000.0)
見かけサイズ10.0 ×5.4'
視線速度+403km/s
等級8.8等
距離1340万光年
所属する銀河群-
その他のIDUGC8062, MCG4-31-1,
PGC44182
撮影メモ: M64は,かみのけ座にある明るい系外星雲です。 大雑把に言って,しし座のデネボラ,うしかい座のアークツルス,そしてりょうけん座のコル・カロリの3つの星で作られる三角形の中心に位置しています。 このうち,りょうけん座のコル・カロリとM64はほぼ同じ赤経に位置します。
M64の見かけの大きさは10分×5分ほどあり,双眼鏡でも星雲状に見えます。小望遠鏡で認めるのは難しいものの,星雲の中心部に非常に発達した暗黒帯が見られるのが最大の特徴です。 この暗黒帯の存在のおかげで「黒眼銀河(Black-eye Galaxy)」というニックネームが与えられ,注目されることが多い天体です。 星雲全体の形は楕円形で,特に変わり映えするものではありませんが,8cm以上の口径では芯のない楕円形であることがわかるようになります。 観測に慣れてくると,星雲中心部の暗黒帯の存在がわかるようになりますが,眼視で見るにはコントラストが弱く,難しいかもしれません。 写真には,比較的簡単に暗黒帯の姿を捉えることができます。



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M64南部の分子雲

撮影日時:2026年2月21日 22:58から24:50にかけての8分露出15コマをコンポジット
光学系:タカハシ16cmイプシロン (f=530mm, F3.3)
アイダスLPS-D1光害カットフィルタ使用
タカハシJP赤道儀+SBIG STVにて完全自動ガイド
CMOSカメラ:ZWO ASI2600MC Pro (冷却温度-20℃)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…16bit FITS→16bit TIFF(6248×4176)変換
撮像サイズ…23.5×15.7mm,ゲイン…100



撮影メモ: M64(黒眼銀河)の約40分南に,極めて淡い帯状の分子雲が東西に伸びています。その長さはこの写真の写野を超え,5度以上の広がりがあります。 この領域は銀河北極に近く(銀緯84度),銀河系内の分子雲はほとんど分布していませんが,たまたま濃く見えている領域と考えられます。特定のカタログ番号は与えられていません。




M63(ひまわり銀河)

M81, M82


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