春の星雲・星団めぐり
M61（おとめ座の系外星雲）

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撮影日時：2022年2月26日 27:55から28:39にかけての4分露出12コマをコンポジット
光学系：ミード25cmシュミットカセグレン，レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon & Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀＋Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ：ニコンD810A
撮影地：山梨県北杜市大泉町

カメラ設定：記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当，ホワイトバランス…太陽光


M61 (NGC4303)／系外星雲，タイプSAB(rs)bc I-II
赤経12h 21m 54.7s (2000.0)
赤緯+04°28' 20" (2000.0)
見かけサイズ5.6×5.3'
視線速度+1911km/s
等級10.1等
距離5500万光年
所属する銀河群おとめ座II - M61銀河群
その他のIDUGC7420, MCG1-32-22
PGC40001
撮影メモ： おとめ座銀河団に属する数千個の銀河の中で，メシエナンバーが付いているのは16個あります。 このM61はその中で最も南，銀河団の中心からも大きく外れたところに位置する渦巻き銀河です。 あたりにはあまり明るい星が見当たりませんが，おとめ座γ星から北西に7度40分たどるとよいでしょう。 視直径は6分ほどでやや小振りですが，写真では明確な2本の腕がややゆるく巻いた様子をはっきり捉えることができます。 メシエ天体の割には暗い銀河なので，眼視では恒星状の中心核のまわりに淡い光芒が取り巻いていることがわかる程度で，渦巻き構造まで認めることはできません。



M59,M60
M65,M66,NGC3628


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