春の星雲・星団めぐり
M51(りょうけん座の系外星雲)



撮影日時:2017年2月3日 25:51から26:24にかけての3分露出12コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
ミードLX200赤道儀+Pictor 201XT にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO6400相当,ホワイトバランス…太陽光



M51 (NGC5194)/系外星雲,タイプSA(s)bc pec I-II
赤経13h 29m 53.3s (2000.0)
赤緯+47°11’48" (2000.0)
見かけサイズ11.2×6.9'
視線速度+551km/s
等級8.1等
距離2510万光年
所属する銀河群NGC5194銀河群
その他のIDUGC8493, MCG8-25-12,
PGC47404, Arp 85
撮影メモ: 大きい渦巻き星雲(NGC5194)と小さい不規則星雲(NGC5195)がくっついていることから,「子持ち星雲」の愛称で呼ばれます。 英語ではWhirlpool Nebulaと呼ばれます。 北斗七星の柄の先端のη星から南西約3度のところにあり,よく澄んだ夜空であれば,双眼鏡でも大小2個の光点を確認できます。
親星雲の視直径は約10分,眼視等級は8.1等です。これら2つの銀河は重力的に結びついており,2つを結ぶアーチのような構造も見られます。 銀河系からの距離は約2500万光年です。

M51のスペクトル (別ウィンドウ)
M51のファインディングチャート M51のファインディングチャート

 おおぐま座η星を出発点にし,りょうけん座24番星を経由してM51を見つけることができる。
(200mm望遠レンズで撮影)





M63(ひまわり銀河)


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