冬の星雲・星団めぐり
LBN906, LBN917付近(エリダヌス座の分子雲)


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撮影日時:2025年11月15日 26:05から27:37にかけての6分露出12コマをコンポジット
光学系:ボーグ67FL,レデューサ使用 (f=210mm, F3.4)
アイダスLPS-D1光害カットフィルタ使用
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
CMOSカメラ:ZWO ASI2600MC Pro (冷却温度-20℃)
撮影地:福島県田村市・仙台平

カメラ設定:記録フォーマット…16bit FITS→16bit TIFF(6248×4176)変換
撮像サイズ…23.5×15.7mm,ゲイン…100



LBN906/分子雲,タイプ4 R
赤経04h 41m 00.0s (2000.0)
赤緯-05°24' 00" (2000.0)
見かけサイズ40×30'
実サイズN/A
等級 -
距離N/A
LBN917/分子雲,タイプ3 R
赤経04h 47m 42.0s (2000.0)
赤緯-05°55' 00" (2000.0)
見かけサイズ70×30'
実サイズN/A
等級 -
距離N/A
撮影メモ: エリダヌス座の北東の隅に広がる淡い分子雲を捉えたものです。画面左端の輝星はエリダヌス座ω星で,その3度西に位置するのがLBN906,1.5度西に見える最も濃い分子雲がLBN917です。 これらの分子雲はオリオン-エリダヌススーパーバブルと呼ばれる大規模な星形成領域の一部で,南西の方向にまるで吹き流しのようにガスが拡散している姿が印象的です。 写野全面には,極めて淡いものの,赤いHα光を放つ星雲が広がっています。
LBN906, LBN907付近の天体分布 LBN906, LBN907付近の天体分布




LBN777, B207付近

G206.9+2.3とLBN947


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