冬の星雲・星団めぐり
IC443(くらげ星雲,ふたご座)


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撮影日時:2018年12月29日 21:36から22:41にかけての4分露出8コマコンポジットの
2フレームをモザイク合成
光学系:タカハシ16cmイプシロン (530mm, F3.3)
アイダスLPS-D1光害カットフィルタ使用
タカハシJP赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:キヤノンEOS 6D (改造)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(5472×3648)変換
撮像サイズ…36×24mm,感度…ISO1600相当



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くらげ星雲(IC443)のクローズアップ

撮影日時:2023年12月9日 27:24から28:50にかけての10分露出8コマをコンポジット
光学系:ビクセン20cmバイザック,レデューサ使用 (f=1278mm, F6.4)
アイダスLPS-D1光害カットフィルタ使用
タカハシJP赤道儀+SBIG STVにて完全自動ガイド
CMOSカメラ:ZWO ASI2600MC Pro (冷却温度-25℃)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…16bit FITS→16bit TIFF(6248×4176)変換
撮像サイズ…23.5×15.7mm,ゲイン…100



IC443/超新星残骸,タイプ0 E
赤経06h 16m 54.0s (2000.0)
赤緯+22°46' 00" (2000.0)
見かけサイズ27×5'
実サイズ25光年
等級 -
距離4900光年
その他のIDLBN844, Sh2-248
撮影メモ: ふたご座の弟ポルックスの足元の部分に,2つのオレンジ色の3等星,η星(プロプス)とμ星がほぼ東西方向に並んでいます。 これらの星のほぼ真ん中に位置する,肉眼では見ることのできない散光星雲がIC443です。 星雲の東側が半月状のはっきりしたループになっていることから,この星雲は超新星爆発によって吹き飛ばされた恒星のガスが宇宙空間に広がっている姿であると考えられています。 その全体の形から,「くらげ星雲(Jerry fish nebula)」というニックネームで呼ばれます。 空の条件が十分に良い場所で長時間撮影すると,くらげ星雲のさらに東側などにも,非常に淡い星雲・IC444が広範囲にわたって広がっている様子を見ることができます。




IC426付近

IC448


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