冬の星雲・星団めぐり
ハッブルの変光星雲(NGC2261, いっかくじゅう座)
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撮影日時: | 2003年11月22日 26:30から26:48にかけての8分露出3コマをコンポジット |
光学系: | ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3) |
| ミードLX200赤道儀+Pictor 201XT にて完全自動ガイド |
デジタルカメラ: | フジフイルムFinePix S2Pro |
撮影地: | 山梨県大泉村 |
カメラ設定: | 記録フォーマット…12bit CCD-RAW→16bit TIFF(3024×2016)変換 |
| CCD感度…ISO1600相当,ホワイトバランス…オート |
NGC2261/反射星雲,タイプ1 E+R |
赤経 | 06h 39m 12.0s (2000.0) |
赤緯 | +08°43' 59" (2000.0) |
見かけサイズ | 2.0' |
実サイズ | 0.4光年 |
等級 | - |
距離 | 650光年 |
その他のID | LBN920 |
撮影メモ:
いっかくじゅう座北部,S星とそれを取り囲む散光星雲NGC2264から1度ほど南西に隔てたあたりに,大きさ2分ほどの大変小さなNGC2261という星雲が位置しています。
この星雲は,その南の端にある「いっかくじゅう座R星」という星の光を受けて輝く反射星雲です。
R星は11等から13等の範囲で明るさの変わる変光星です。その影響を受けて,この星雲自体の明るさも変化することで有名です。
「ハッブルの変光星雲」という異名を持ちます。
星雲は,R星が位置する南から北に向かって幅が広がったような形をしていて,まるでろうそくの炎のような印象です。
望遠鏡でもこの写真のような青白い姿を直接見ることができます。倍率を高目にすると,星雲内部の微妙な構造もわかります。
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