夏の星雲・星団めぐり
IC4812と周辺の分子雲(みなみのかんむり座)


写真をクリックすると拡大画像が表示されます。

撮影日時:2023年6月16日 24:19から25:38にかけての6分露出14コマをコンポジット
光学系:AFズームニッコール80-200mmF2.8ED (f=135mm, 絞りF4.0)
アイダスLPS-D1光害カットフィルタ使用
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
CMOSカメラ:ZWO ASI2600MC Pro (冷却温度-15℃)
撮影地:長野県小海町・八千穂高原

カメラ設定:記録フォーマット…16bit FITS→16bit TIFF(6248×4176)変換
撮像サイズ…23.5×15.7mm,ゲイン…100



IC4812/反射星雲,タイプR
赤経19h 01m 06.6s (2000.0)
赤緯-37°02' 20" (2000.0)
見かけサイズ6.0'
実サイズN/A
等級 -
距離N/A
NGC6726/反射星雲,タイプR
赤経19h 01m 42.0s (2000.0)
赤緯-36°53' 00" (2000.0)
見かけサイズ5.0'
実サイズN/A
等級 -
距離N/A
撮影メモ: みなみのかんむり座の最北端に位置する反射星雲IC4812,およびNGC6726は,近傍の恒星の光により周辺の暗黒星雲が反射または電離して発光しているものです。 この暗黒星雲は,東の方向に10度以上に渡って扇状に広がっており,いて座の領域にまで達しています。 日本での南中高度が低く,撮影はかなり難しいですが,全体が三角形をした分子雲を何とか捉えることができます。 あまり一般的ではありませんが,その形状からアリクイ星雲という愛称で呼ばれることがあります。
反射星雲のすぐ北には,いて座の領域に位置する球状星団NGC6723が見られます。


みなみのかんむり座付近の天体分布 みなみのかんむり座付近の天体分布

※イタリック体は球状星団を示す



写真をクリックすると拡大画像が表示されます。

IC4812, NGC6726付近のクローズアップ

撮影日時:2022年7月1日 22:58から23:39にかけての8分露出6コマをコンポジット
光学系:タカハシ16cmイプシロン (530mm, F3.3)
アイダスLPS-D1光害カットフィルタ使用
タカハシEM-200赤道儀+Lacerta M-GENにて完全自動ガイド
CMOSカメラ:ZWO ASI2600MC Pro (冷却温度-10℃)
撮影地:福島県古殿町・三株高原

カメラ設定:記録フォーマット…16bit FITS→16bit TIFF(6248×4176)変換
撮像サイズ…23.5×15.7mm,ゲイン…100




IC4701

IC5146(まゆ星雲)


御意見,御感想をお聞かせください。 →メールはこちらまで・・・

Copyright(c) 2023 by Naoyuki Kurita, All rights reserved.
ホームページ 夏の星雲・星団写真集 たて座