冬の星雲・星団めぐり
vdB55(オリオン座の反射星雲)



撮影日時:2024年1月12日 23:43から24:38にかけての6分露出7コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
アイダスLPS-P1光害カットフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当,ホワイトバランス…太陽光



vdB55/反射星雲,タイプ R
赤経05h 42m 21.3s (2000.0)
赤緯-08°08' 00" (2000.0)
見かけサイズ0.9×0.9'
実サイズ0.3光年
等級8.9等
距離1050光年
その他のID -
撮影メモ: オリオン座κ星の2度北西に位置する小形の反射星雲がvdB55です。差し渡しは1度弱で,写野中央の8.9等級の青白色の恒星の光を反射しています。 このあたりはバーナード・ループ南部の只中に相当し,vdB55を構成するのは同一の星間ガスと考えられています。 暗黒星雲が星雲中央を走っており,これが星雲を南西部と北東部の2つに分断しています。太陽系からの距離は約1050光年と推定されています。




vdB49

vdB62


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