春の星雲・星団めぐり
UGCA205(ろくぶんぎ座A)



撮影日時:2021年1月10日 25:42から26:48にかけての6分露出10コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon & Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当,ホワイトバランス…太陽光



UGCA205/系外星雲,タイプIBm
赤経10h 11m 00.5s (2000.0)
赤緯-04°41' 57" (2000.0)
見かけサイズ5.7×5.1'
視線速度+374km/s
等級11.5等
距離470万光年
所属する銀河群局部銀河群
その他のIDMCG -1-26-30, DDO 75
PGC 29653
撮影メモ: ろくぶんぎ座のほぼ中央部,α星の約4度南に位置する淡い矮小銀河です。「ろくぶんぎ座A」として知られています。 この銀河は我々の銀河系と同じ局部銀河群に属しており,距離はわずか470万光年ほどですが,局部銀河群のメンバーの中では最も遠いもののひとつです。 大変に淡いので眼視で認めるのは困難ですが,写真に撮影すると,視直径6分弱のほぼ円形の光芒の中に,むらがあることがわかります。 この銀河の実直径は銀河系の10分の1ほどの1万光年しかありません。




UGCA168

ESO510-13


御意見,御感想をお聞かせください。 →メールはこちらまで・・・

Copyright(c) 2021 by Naoyuki Kurita, All rights reserved.
ホームページ 春の星雲・星団写真集 ろくぶんぎ座