夏の星雲・星団めぐり
Sh2-16付近(いて座の散光星雲)


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撮影日時:2022年5月2日 25:25から26:53にかけての8分露出12コマをコンポジット
光学系:ペンタックス7.5cm ED屈折,レデューサ使用 (360mm, F4.8)
アイダスLPS-D1光害カットフィルタ使用
タカハシEM-200赤道儀+Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
CMOSカメラ:ZWO ASI2600MC Pro (冷却温度-20℃)
撮影地:長野県小海町・八千穂高原

カメラ設定:記録フォーマット…16bit FITS→16bit TIFF(6248×4176)変換
撮像サイズ…23.5×15.7mm,ゲイン…100



Sh2-16/散光星雲,タイプ 2 E
赤経17h 46m 35.0s (2000.0)
赤緯-29°18' 00" (2000.0)
見かけサイズ14.6×10.0'
実サイズ28光年
等級 -
距離4900光年
その他のIDLBN 1124, RCW127
Sh2-19/散光星雲,タイプ 2 E
赤経17h 47m 58.0s (2000.0)
赤緯-29°07' 00" (2000.0)
見かけサイズ15.0×11.0'
実サイズ17光年
等級 -
距離4900光年
その他のIDLBN 2, RCW140
撮影メモ: いて座の南西の隅,さそり座とへびつかい座のほとんど境界上に位置する小規模なHα領域です。 写野のほぼ中央に位置する大型の星雲がSh2-16で,大きさは15×10分ほどです。Sh2-16の東側に位置する,やや淡い領域にはSh2-19,両者にはさまれた小さな領域にはSh2-18の各番号がつけられています。 画面の左側には天の川の微光星が目立ちます。また,これらの星雲の周辺にも小型の赤い星雲がいくつか存在していることがわかります。 写野の右上に位置するSh2-17のすぐ南東に,銀経0°,銀緯0°の銀河中心が位置します。


Sh2-16付近 Sh2-16付近の星雲・星団




Sh2-3

Sh2-22


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