春の星雲・星団めぐり
NGC3607, NGC3608（しし座の系外星雲）


撮影日時：2022年5月28日 20:47から21:41にかけての6分露出10コマをコンポジット
光学系：ミード25cmシュミットカセグレン，レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon & Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀＋Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ：ニコンD810A
撮影地：山梨県北杜市大泉町

カメラ設定：記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当，ホワイトバランス…太陽光


NGC3607／系外星雲，タイプSA(s)0:
赤経11h 16m 54.1s (2000.0)
赤緯+18°03' 12" (2000.0)
見かけサイズ4.9×2.4'
視線速度+1246km/s
等級11.0等
距離7000万光年
所属する銀河群しし座II - NGC3607銀河群
その他のIDUGC6297, MCG3-29-20
CGCG96-21, PGC34426
NGC3608／系外星雲，タイプE2
赤経11h 16m 58.7s (2000.0)
赤緯+18°08' 57" (2000.0)
見かけサイズ3.2×2.6'
視線速度+1445km/s
等級11.8等
距離7000万光年
所属する銀河群しし座II - NGC3607銀河群
その他のIDUGC6299, MCG3-29-22
CGCG96-22, PGC34433
撮影メモ： しし座の後ろ足の付け根にあたるθ星の北に2度40分のところに位置する楕円銀河の小集団です。 下側がNGC3607，上がNGC3608で，さらにNGC3607のすぐ南に見える小型の銀河がNGC3605です。最も大きなNGC3607は長径が約5分あります。 楕円銀河としての特徴を持ち，ぼんやりした全体像の中には特に構造は認められません。眼視でもぼやけた光芒として見るのが精一杯です。
写真の右隅に見られる，大きさ3分弱のレンズ状銀河はNGC3599です。



NGC3596
NGC3621


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