春の星雲・星団めぐり
NGC3020付近（しし座の系外星雲）


撮影日時：2025年1月25日 24:00から24:54にかけての6分露出10コマをコンポジット
光学系：ミード25cmシュミットカセグレン，レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
アイダスLPS-P1光害カットフィルタ使用
ミードLX200赤道儀＋Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ：ニコンD810A
撮影地：山梨県北杜市大泉町

カメラ設定：記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当，ホワイトバランス…太陽光


撮影メモ： しし座の1等星・レグルスの4.5度西に潜む3つの小形の銀河たちを捉えたものです。写真の上部に見える最も大形なのがNGC3020で，長径約3分の棒渦巻銀河です。 バルジと渦巻構造を明確に区別でき，腕の中に星雲状の星生成領域を含むこともわかります。画面左側のエッジオン型の銀河がNGC3024，右下に見える小形の銀河がNGC3016です。 これら3つの銀河は10分以内の範囲に寄り集まっており，同一の銀河群のように見えますが，実際には最も近いNGC3020から最も遠いNGC3016まで，距離には8倍近い開きがあります。

NGC3016／系外星雲，タイプSb III
赤経09h 49m 50.9s (2000.0)
赤緯+12°41' 45" (2000.0)
見かけサイズ1.2×0.8'
視線速度+8869km/s
等級13.8等
距離4億6500万光年
所属する銀河群 -
その他のIDUGC 5266, CGCG 63-77
MCG +2-25-40, PGC 28269
IRAS 9471+1255
NGC3020／系外星雲，タイプSB(r)cd:
赤経09h 50m 06.3s (2000.0)
赤緯+12°48' 50" (2000.0)
見かけサイズ3.1×1.5'
視線速度+1450km/s
等級12.6等
距離5900万光年
所属する銀河群 -
その他のIDUGC 5271, CGCG 63-82
MCG +2-25-45, PGC 28296
IRAS 9474+1302
NGC3024／系外星雲，タイプSc: sp
赤経09h 50m 27.2s (2000.0)
赤緯+12°46' 00" (2000.0)
見かけサイズ2.1×0.4'
視線速度+1532km/s
等級13.8等
距離1億700万光年
所属する銀河群 -
その他のIDUGC 5275, CGCG 63-84
MCG +2-25-46, PGC 28324
IRAS 9477+1259



NGC2997
NGC3041


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