NGC2403/系外星雲,タイプSAB(s)cd III |
赤経 | 07h 36m 54.5s (2000.0) |
赤緯 | +65°35' 58" (2000.0) |
見かけサイズ | 21.9×12.3' |
視線速度 | +226km/s |
等級 | 8.9等 |
距離 | 1180万光年 |
所属する銀河群 | NGC2403銀河群 |
その他のID | UGC3918, MCG11-10-7, CGCG309-40, PGC21396 |
撮影メモ:
おおぐまの鼻先の4等星,ο星の北西約8度に位置する1000万光年ほどの距離にある系外星雲です。きりん座という目立たない星座にあるせいか,あまり注目されることはありませんが,
メシエ天体になっていてもおかしくないほどの大きさ,明るさがあります。東西に20分,南北に12分ほどの広がりを持ち,明るさは約9等級です。
真上から見下ろす格好をしており,さんかく座の有名な系外星雲であるM33の小型版といった印象です。
NGC2403の東側と西側には9等級の2つの恒星が乗っていますが,これらは我が銀河系内の星がたまたま同じ方向に見えているだけです。
低倍率で見ると,銀河本体の中心核とこれら2つの星が東西にきれいに並んでおり,NGC2403を望遠鏡の視野内で探すときの良い目印になります。
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