冬の星雲・星団めぐり
HCG21（エリダヌス座の系外星雲群）


撮影日時：2020年11月13日 23:51から24:57にかけての6分露出12コマをコンポジット
光学系：ミード25cmシュミットカセグレン，レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon & Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀＋Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ：ニコンD810A
撮影地：山梨県北杜市大泉町

カメラ設定：記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当，ホワイトバランス…太陽光


撮影メモ： エリダヌス座西部のτ1星の約50分北に位置する密集銀河群・ヒクソン・コンパクトグループ21番を捉えたものです。写野中央部を南北にくじら座との境界線が通っています。 最も明るいNGC1099 (HCG21A)は13等級・長径2.5分の棒渦巻き銀河です。その周辺の15分以内に，4つのメンバー銀河が環状に並んでいます。 いずれも13〜14等級の小規模なものです。銀河群までの距離は約3億5000万光年ほどと推定されています。
 (写真中の４桁の数字はNGCナンバーを表す)
NGC1099／系外星雲，タイプSB(rs)b
赤経02h 45m 17.9s (2000.0)
赤緯-17°42' 30" (2000.0)
見かけサイズ2.5×0.8'
視線速度+7613km/s
等級13.1等
距離3億5700万光年
所属する銀河群 -
その他のIDESO 546-15, Hickson 21A
MCG -3-8-11, IRAS 2429-1754
PGC 10422
NGC1100／系外星雲，タイプSAB(r)a:
赤経02h 45m 36.0s (2000.0)
赤緯-17°41' 19" (2000.0)
見かけサイズ2.0×0.9'
視線速度+7554km/s
等級13.9等
距離3億5700万光年
所属する銀河群 -
その他のIDESO 546-18, Hickson 21B
MCG -3-8-16, PGC 10438
NGC1098／系外星雲，タイプSA(s)0-:
赤経02h 44m 53.6s (2000.0)
赤緯-17°39' 33" (2000.0)
見かけサイズ1.6×1.4'
視線速度+7387km/s
等級12.5等
距離3億5700万光年
所属する銀河群 -
その他のIDESO 546-14, Hickson 21C
MCG -3-8-8, PGC 10403



Abell 548
HCG23


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