夏の星雲・星団めぐり
M57(ドーナツ星雲,こと座)



撮影日時:2018年3月24日 27:23から28:19にかけての5分露出8コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon&Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Pictor 201XT にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当,ホワイトバランス…太陽光



M57 (NGC6720)/惑星状星雲,タイプIV
赤経18h 53m 36.0s (2000.0)
赤緯+33°02' 00" (2000.0)
見かけサイズ1.2×1.0'
実サイズ0.87×0.61光年
等級9.3等
距離2150光年
撮影メモ: こと座のβ星とγ星の間にある,視直径80”ほどの非常に小さな惑星状星雲で,「ドーナツ星雲」として比較的有名なものです。 南北方向にややつぶれた楕円形をしていることがわかります。光度9.3等の割に明るく見えるので, 倍率を高めにすれば,小望遠鏡でもぽっかり浮かんだリングがよくわかります。 距離は約2200光年,恒星がその一生を終え,ガスを宇宙空間に放出した姿です。星雲の中心に約15等の恒星の燃え残り(白色矮星)がかすかに写っています。
眼視ではあまり色まではわかりません。 しかし写真ではドーナツ内部が酸素原子が放つ青色,ドーナツ本体は黄色〜白,そして最外部が赤く,色彩が豊かです。

M57のスペクトル (別ウィンドウ)



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撮影日時:2020年3月20日 26:18から28:20にかけての5分露出25コマをコンポジット
光学系:タカハシ16cmイプシロン (f=530mm, F3.3)
アイダスLPS-V4光害カットフィルタ使用
タカハシJP赤道儀+SBIG STV にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:キヤノンEOS 6D (改造)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(5472×3648)変換
撮像サイズ…36×24mm,感度…ISO3200相当



撮影メモ: M57を長時間露出すると,ドーナツ型の本体の外側に極めて淡い星雲の広がりが浮かび上がります。 M57本体の視直径は約1分ですが,この星雲を含めると,実際の大きさはその2倍以上あることがわかります。 この淡い星雲は,星雲中心の白色矮星から放出されたガスの一部と考えられています。




M27(あれい星雲)

NGC6210


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