春の星雲・星団めぐり
Abell 727とUGC4704（やまねこ座の銀河団と系外星雲）


撮影日時：2020年1月31日 23:54から24:48にかけての6分露出10コマをコンポジット
光学系：ミード25cmシュミットカセグレン，レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon&Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀＋Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ：ニコンD810A
撮影地：山梨県北杜市大泉町

カメラ設定：記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当，ホワイトバランス…太陽光


Abell 727／銀河団，タイプ 1 5 III:
赤経08h 59m 06.0s (2000.0)
赤緯+39° 25' 00" (2000.0)
見かけサイズ22.4'
銀河数65
赤方偏移N/A
等級16.7等
距離3億2500万光年
所属する超銀河団N/A
UGC4704／系外星雲，タイプSBm:
赤経08h 59m 00.9s (2000.0)
赤緯+39° 12' 32" (2000.0)
見かけサイズ4.0×0.3'
視線速度+596km/s
等級15.0等
距離N/A
所属する銀河群 -
その他のIDCGCG 209-15, MCG +7-19-11
PGC 25232
撮影メモ： やまねこ座の南部に位置するかすかな銀河団Abell727と，そのすぐ南部に位置するエッジオン銀河・UGC4704を捉えたものです。 ページ右上のボタンをクリックすると，銀河系内の恒星を消去した画像と切り替えることができます。
Abell 727は差し渡し20分ほどの範囲内に60個余りの銀河を含みます。写真の上半分に散らばる，ぼんやりした光点がすべて銀河団に属する銀河たちです。 Abell 727のわずか10分南に位置するUGC4704は，長径約4分，明るさ15等級のかすかなエッジオン銀河です。Abell 727よりずっと手前にあり，両者に直接の関連はありません。



Abell 634とNGC2549
Abell 779


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