2006/5/2のシュワスマン・ワハマン第3彗星



1600mm直焦点

撮影日時:(C核)2006年5月2日 22:58から23:25にかけての8分露出4コマをコンポジット
(B核)2006年5月2日 26:28から26:55にかけての8分露出4コマをコンポジット
(B核拡大)2006年5月2日 23:43から23:50にかけての2分露出4コマをコンポジット
(G核)2006年5月2日 24:03から24:21にかけての8分露出3コマをコンポジット
(R核)2006年5月2日 24:33から24:51にかけての8分露出3コマをコンポジット
(N核)2006年5月2日 25:04から25:23にかけての8分露出3コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
ミードLX200赤道儀+Pictor 201XT にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD70 (改造)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…12bit CCD-RAW→16bit TIFF(3008×2000)変換
CCD感度…ISO1250相当




530mm直焦点

撮影日時:(C核)2006年5月2日 22:20から22:41にかけての150秒露出6コマをコンポジット
(B核)2006年5月2日 22:53から23:13にかけての150秒露出6コマをコンポジット
光学系:タカハシ16cmイプシロン (f=530mm, F3.3)
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:フジフイルムFinePix S2Pro
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…12bit CCD-RAW→16bit TIFF(3024×2016)変換
CCD感度…ISO1600相当,ホワイトバランス・・・オート



撮影メモ: この日のシュワスマンワハマン第3彗星は,C核はヘルクレス座,その他の核はかんむり座の領域内に位置しています。 C核は6〜7等,C核の西北西に10度離れたB核は約8等級で,ともに双眼鏡で10分以上の長さのダストテイルを確認できました。 4/27撮影時に比べて,B核のコマを覆うイオン成分はかなり規模が小さくなっています。
微小な分裂核を撮像したところ,G核は14等級でB核の1.7度西北西に,そこから53分離れて14等級のR核,R核から約50分西北西に16等級のN核とH核がならんで確認できました。 なお,今回初めてR核の14分北西に17等級のかすかな分裂核が確認されましたが,どの核か未確認です。K核の予報位置に近いものの10分弱の誤差があります。




2006/5/3〜4のシュワスマン・ワハマン第3彗星

2006/4/27のシュワスマン・ワハマン第3彗星


御意見,御感想をお聞かせください。 →メールはこちらまで・・・

Copyright(c) 2006 by Naoyuki Kurita, All rights reserved.
ホームページ 彗星写真集