冬の星座案内
Canis Minor〜こいぬ座〜



撮影日時:2009年12月12日 26:42から26:59にかけての5分露出4コマをコンポジット
光学系:AFズームニッコール24-85mm (f=70mm, 絞りF4.8)
ケンコーPROソフトン[A]フィルタ使用
タカハシJP赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:フジフイルムFinePix S2Pro
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…12bit CCD-RAW→16bit TIFF(3024×2016)変換
CCD感度…ISO800相当,ホワイトバランス・・・オート




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撮影メモ: おおいぬ座から冬の天の川を隔てたところにあるこいぬ座は,1等星プロキオンと3等星のβ星のたった2つの星からなる小さな星座です。 しかしプロキオンは冬の大三角を作る1等星のひとつであり,小星座の中では注目されることが多いもののひとつです。
プロキオンまでの距離は11.4光年で,おおいぬ座のシリウス(8.7光年)とともに,近距離にある恒星です。 「犬の前に」という意味があります。これは,プロキオンがシリウスよりもわずかに早く(東京では約11分)東の地平線から昇るためです。 もうひとつ,かつてはプロキオンには「ゴメイサ」という名前がありました。 「泣き濡れた目」という意味で,これはシリウスやオリオンの星々など,賑やかな星達が天の川の西にあるのに対して,プロキオンが東側に取り残されており,悲しんでいると見られていたためです。 現在,この「ゴメイサ」の名は,こいぬ座のもう一つの星であるβ星に付けられています。



名所案内

Abell 24 ・・・プロキオンの南東に位置する中型の赤い惑星状星雲




ぎょしゃ座

ふたご座


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