冬の星雲・星団めぐり
vdB37(オリオン座の反射星雲)



撮影日時:2023年10月20日 24:24から25:18にかけての6分露出10コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
アイダスLPS-P1光害カットフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当,ホワイトバランス…太陽光



vdB37/反射星雲,タイプ2 R
赤経05h 18m 04.0s (2000.0)
赤緯+13°26' 00" (2000.0)
見かけサイズ11.8×4.7'
実サイズ2光年
等級 -
距離600光年
その他のIDPGC 17069, MCG +2-14-1
LBN 850, LBN 851
撮影メモ: オリオンの頭に相当するλ星の約6度北西に位置する小型の反射星雲がvdB37です。東西に12分,南北に5分ほどの規模を持ち,中央の7等級の赤いM型星の光を反射しています。 ほとんどの反射星雲は青く輝きますが,このvdB37は全天でも珍しい,黄色〜赤い光を多く含む反射星雲の例として知られています。地球からの距離は600光年ほどと推定されています。




vdB29, vdB31

vdB49


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