冬の星雲・星団めぐり
Sh2-299, Sh2-300（とも座の散光星雲）


撮影日時：2022年12月24日 25:46から26:40にかけての6分露出10コマをコンポジット
光学系：ミード25cmシュミットカセグレン，レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
アイダスLPS-P1光害カットフィルタ使用
ミードLX200赤道儀＋Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ：ニコンD810A
撮影地：山梨県北杜市大泉町

カメラ設定：記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当，ホワイトバランス…太陽光


Sh2-299／散光星雲
赤経07h 30m 41.7s (2000.0)
赤緯-15°17' 40" (2000.0)
見かけサイズ1.0'
実サイズ4光年
等級 -
距離13700光年
その他のID -
Sh2-300／散光星雲
赤経07h 31m 08.4s (2000.0)
赤緯-15°25' 12" (2000.0)
見かけサイズ3.0'
実サイズ12光年
等級 -
距離13700光年
その他のID -
撮影メモ： おおいぬ座との境界に近いとも座の領域に2つ並んだ小形の散光星雲です。シリウスの東に約11度隔てたところに位置し，これらの星雲の1.6度北東にはとも座の散開星団・M47が位置します。
画面右上が大きさ約1分のSh2-299，左下が視直径3分のSh2-300で，両者の離角は約10分です。 ともに表面輝度は低く，長時間露出しないとその形状を認めるのは困難です。Sh2-299の内部には，赤いHα成分と青い反射成分が認められます。



エンゼルフィッシュ
Sh2-301


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