春の星雲・星団めぐり
NGC4754, NGC4762(おとめ座の系外星雲)



撮影日時:2019年4月27日 21:01から21:56にかけての6分露出10コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon&Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:キヤノンEOS 6D (改造)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(3056×3056)変換
撮像サイズ…20×20mm,感度…ISO4000相当



NGC4754/系外星雲,タイプSB(r)0:
赤経12h 52m 17.7s (2000.0)
赤緯+11°18' 49" (2000.0)
見かけサイズ4.5×2.4'
視線速度+1687km/s
等級11.3等
距離5500万光年
所属する銀河群おとめ座銀河団
その他のIDUGC8010, MCG2-33-30
CGCG71-62, PGC43656
NGC4762/系外星雲,タイプSB(r)0? sp
赤経12h 52m 56.3s (2000.0)
赤緯+11°13' 48" (2000.0)
見かけサイズ8.7×1.6'
視線速度+1298km/s
等級11.0等
距離5500万光年
所属する銀河群おとめ座銀河団
その他のIDUGC8016, MCG2-33-33
CGCG71-65, PGC43733
撮影メモ: おとめ座ε星からほぼ西に2度20分離れたところに,10分の間隔で並ぶ2つのおとめ座銀河団のメンバーです。 左側のエッジオン銀河がNGC4762,そして右側がNGC4754です。 NGC4762は規模こそNGC4565に及ばないものの,中型の望遠鏡で楽しめる中では非常にきれいなエッジオン銀河のひとつで,長さは約9分あり,中心バルジの存在も明確に認められます。 おとめ座銀河団の中心部からはかなり東側に外れた領域で,あまり注目される機会の少ないペアですが,形態の異なる2つの銀河が寄り添う様子は興味深いでしょう。




NGC4753

NGC4818


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