NGC3359/系外星雲,タイプSB(rs)c II |
赤経 | 10h 46m 36.5s (2000.0) |
赤緯 | +63°13' 26" (2000.0) |
見かけサイズ | 7.3×4.3' |
視線速度 | +1008km/s |
等級 | 11.0等 |
距離 | 4900万光年 |
所属する銀河群 | - |
その他のID | UGC 5873, CGCG 313-33 MCG +11-13-37, IRAS 10433+6329 PGC 32183 |
撮影メモ:
北斗七星のひしゃくを作るおおぐま座α星(ドゥーベ)の北西に約2.5度隔てたとところに浮かぶ中型の渦巻銀河がNGC3359です。
長径は7分以上あり,写真ではよく発達したS字状の腕が明確に認められます。距離は約4900万光年です。
反転強調した下の画像にあるように,このNGC3359の南西に約14分のところに,極めてかすかな矮小銀河SDSS J1044+6306が存在します。
この銀河の物質はNGC3359により吸い上げられていて,いずれ消滅すると考えられており,天文学的に興味が持たれています。
アマチュアの観測対象には到底なりませんが,この矮小銀河はおおぐま座にあることから,「こぐま銀河(Little Cub galaxy)」という愛称が付けられています。
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