春の星雲・星団めぐり
NGC2742, NGC2768(おおぐま座の系外星雲)



撮影日時:2021年2月6日 21:38から22:44にかけての6分露出12コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムMoon & Skyglowフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当,ホワイトバランス…太陽光



NGC2742/系外星雲,タイプ SA(s)c:
赤経09h 07m 33.2s (2000.0)
赤緯+60°28' 46" (2000.0)
見かけサイズ3.0×1.5'
視線速度+1273km/s
等級12.0等
距離7500万光年
所属する銀河群NGC2768銀河群
その他のIDUGC 4779, CGCG 288-19
MCG +10-13-57, PGC 25640
IRAS 9036+6040
NGC2768/系外星雲,タイプ E6:
赤経09h 11m 37.7s (2000.0)
赤緯+60°02' 22" (2000.0)
見かけサイズ8.1×4.2'
視線速度+1335km/s
等級10.8等
距離7500万光年
所属する銀河群NGC2768銀河群
その他のIDUGC 4821, CGCG 288-26
MCG +10-13-65, PGC 25915
撮影メモ: おおぐまの喉元に相当するあたりに見られる2つの中型の銀河で,北西(右上)に見られるのが渦巻銀河のNGC2742,南東(左下)にあるのがNGC2768という楕円銀河です。 2つは約40分の間隔で並んでいて,眼視ではサイズ,明るさとも上回るNGC2768のみが目立ちます。 周辺の銀河と小規模な銀河群を作っており,距離は約7500万光年です。
これらの銀河のほぼ中間には,極めて遠方の銀河団・Abell 742が位置しています。米粒のような銀河の光点がかろうじて確認できます。




NGC2685

NGC2782(Arp 215)


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