冬の星雲・星団めぐり
NGC1398（ろ座の系外星雲）


撮影日時：2011年12月23日 22:56から23:26にかけての6分露出6コマをコンポジット
光学系：ミード25cmシュミットカセグレン，ビクセンVC200L用レデューサ使用 (1790mm, F7.1)
バーダープラネタリウム Moon & Skyglow フィルタ使用
ミードLX200赤道儀＋Pictor 201XT にて完全自動ガイド
デジタルカメラ：ニコンD700
撮影地：山梨県北杜市大泉町

カメラ設定：記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(2784×1848)変換
撮像サイズ…DXフォーマット(24×16mm)
CCD感度…ISO3200相当


NGC1398／系外星雲，タイプ(R')SB(r)ab
赤経03h 38m 51.7s (2000.0)
赤緯-26°20' 11" (2000.0)
見かけサイズ7.1×5.3'
視線速度+1289km/s
等級10.4等
距離6000万光年
所属する銀河群エリダヌス座銀河団
その他のIDESO482-22, MCG-4-9-40
IRAS03367-2629, PGC13434
撮影メモ： 冬の南の低空，ろ座の北東の端に位置する小型の系外星雲がNGC1398です。 このあたりには淡い銀河が数多く分布しており，10cm以上の望遠鏡を通して眼視で観察すると，このNGC1398はぼんやりした楕円銀河のように見えますが，実際には未発達な腕が存在しており，渦巻銀河に分類されています。 写真では，明るい中心部の周辺に不規則な光芒が広がる様子がわかります。眼視でも写真でも，特に色彩はありません。



NGC1395
NGC1407


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