冬の星雲・星団めぐり
メデューサ星雲(PK205+14.1,ふたご座)


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撮影日時:2023年2月24日 22:28から23:24にかけての8分露出8コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
アイダスLPS-P1光害カットフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Lacerta M-GEN にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当,ホワイトバランス…太陽光



PK205+14.1(Sh2-274)/惑星状星雲
赤経07h 29m 0.3s (2000.0)
赤緯+13°14' 46" (2000.0)
見かけサイズ約5'
実サイズN/A
等級 -
距離N/A
撮影メモ: ふたご座の南の外れ,こいぬ座との境界付近に見られる大型の惑星状星雲です。 この写真から見積もられる差し渡しは5分にも及び,全天でも大変に大型の惑星状星雲に分類されます。 にもかかわらず,その存在はほとんど知られておらず,NGCカタログには登録されていません。
全体の形状はほぼ円形ですが南東側が明るく,この写真では三日月のような格好をしていることがわかります。 一部では「メデューサ星雲」というニックネームで呼ばれますが,勇者ペルセウスが退治した怪物の名前がなぜこの星雲につけられているのか,その確かな理由は不明です。



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メデューサ星雲の広域画像

撮影日時:2019年12月27日 26:58から28:54にかけての5分露出の24コマをコンポジット
光学系:タカハシ16cmイプシロン (f=530mm, F3.3)
アイダスLPS-V4光害カットフィルタ使用
タカハシJP赤道儀+SBIG STV にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:キヤノンEOS 6D (改造)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(5472×3648)変換
撮像サイズ…35×24mm,感度…ISO3200相当



撮影メモ: メデューサ星雲の外側の淡い星雲を捉えた広域画像です。主に北側に,極めて淡いガスが視直径1度弱に渡って広がっている様子がわかります。
この写真は焦点距離700mm相当にトリミングしています。




PK197-6.1

ガム星雲


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