撮影日時: | 2017年2月3日 26:35から27:09にかけての3分露出12コマをコンポジット |
光学系: | ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3) |
ミードLX200赤道儀+Pictor 201XT にて完全自動ガイド | |
デジタルカメラ: | ニコンD810A |
撮影地: | 山梨県北杜市大泉町 |
カメラ設定: | 記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換 |
撮像サイズ…20×20mm | |
感度…ISO6400相当,ホワイトバランス…太陽光 |
この衝突ペアの東側には,2本の長い触角のような構造が伸びていることが知られており,これがこのペアのニックネームの由来ともなっています。 このアンテナ構造は,2つの銀河の衝突によって銀河間空間に弾き飛ばされた星たちが作っていると考えられています。下側(南側)に伸びるアンテナは見かけの長さが約13分あり,実長は約23万光年に相当します。 またNGC4038本体には,青っぽい光点が腕に沿って連なっている様子がわかります。 これは衝突の衝撃によって集中的に恒星が生まれる,「スターバースト」という現象が起きている部分と言われます。 6300万光年の彼方で起きている,壮絶な銀河同士の衝突現場です。 |
NGC4030 |
NGC4045, NGC4073付近 |
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