神酒(みき)の海方面



撮影日時:2011年9月15日 26:50, 26:51(録画時間各30秒)
2フレームをモザイク合成
光学系:笠井20cmニュートン反射(NERO-200DX)+パンオプティック35mm(34倍)でコリメート撮影
合成焦点距離2176mm (35mmフィルム換算14790mm)
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
デジタルビデオカメラ:キヤノンiVIS HF-S10
撮影地:茨城県日立市

カメラ設定:画質モード…MXP(17Mbps),撮影モード…プログラムオート
レンズ…f=64mm (35mmフィルム換算 f=435mm),絞りF2.8開放
Registax6にて600コマ,340コマをスタック,ウェーブレット変換処理



撮影メモ: 「餅つきうさぎ」の耳に相当する円形の海が神酒の海です。この神酒の海は,巨大な隕石の衝突により形成された凹地に溶岩が流れ込んでできたものです。 このような特に大きな凹地を「ベイスン(Basin)」といい,神酒の海のそれを「ネクタリスベイスン」といいます。他の主な海も,こういったベイスンを溶岩が埋めて形成されています。
神酒の海を作ったネクタリスベイスンは二重リング構造をしており,内側と外側のリングの直径はそれぞれ約400km, 800kmあります。神酒の海は内側のリング内を溶岩が埋めてできています。 外側リングの輪郭は南西側で明瞭で,この写真にも写っている,円弧状の「アルタイ断崖」という地名がついています。 神酒の海の南側にはフラカストリウスという直径124kmのクレーターが隣接していますが,溶岩で半分ほどが埋まり,入り江のような地形になっているのがわかります。



地 形 案 内
Index Map
INDEX名  称クレーター直径
1ピッコローミニ(Piccolomini)88km
2フラカストリウス(Fracastorius)124km
3ボモン(Beaumont)53km
4カタリーナ(Catharina)100km
5キュリッロス(Cyrillus)98km
6テオフィルス(Theophilus)100km
7ロートマン(Rothmann)42km
8ザグート(Zagut)84km
9タキトス(Tacitus)40km
10カント(Kant)32km
11メードラー(Madler)30km
12コロンボ(Colombo)76km
13サントベック(Santbech)64km
A神酒の海-
Bアルタイ断崖-
Cピレネー山脈-
D豊かの海-




アリアデウス谷方面

タウルス山脈方面


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